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カテゴリ:地理歴史、教育など( 2 )

スポーツ選手養成

牛の後はブタかなあ。。。ヤギかなあ。。。と悩んでいた所、ある人と話していてモルドヴァのオリンピックの話が出てきたので、今日はスポーツということに。と言っても、オリンピック特集ではないですが。

モルドヴァは、旧ソ連、東欧のシステムでスポーツや芸術の教育を専門家養成中心に行ってきました。モルドヴァにも‘オリンピック委員会‘がちゃんとあるのです。実際オリンピックに出るかどうかは、経済面などの問題もあるのでまた別の話ですが。そしてその専門家養成をするモルドヴァ国立体育大学がこれ。
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数年前に新築されたらしい(ペンキ塗っただけ?ではなかったような。。。)この大学は、学部から博士課程までを持ち、柔道も含めてあらゆるスポーツを網羅しています。





こんなところにオリンピックにかける意気込みが?!
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いや、コカコーラのほうがよっぽど目立ってる!

学内に入ってまず気が付くのは、学生の服装です。体育大=みんなジャージを想像していたらとんでもない、普通の格好で、しかもスニーカーじゃなくて革靴の人のほうが多いのです。職員らしき人たちはみんなネクタイ。勿論、スポーツの実技がカリキュラムのかなりの部分を占めるので、ジャージや柔道着の人もいるにはいるのですが、日本の体育大で見たのとはだいぶ違いました。 写真までは撮らなかったけれど。
しかも、中央階段の途中にはこんなものまで。。。c0182858_710653.jpg


正教(キリスト教、ロシア正教系)のイコンです。近くで見たのが下の写真。






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学部によっては設備も見た目‘普通‘です。例えばこの棟は建物全体が、土足禁止とは言わないまでもそれに近い規制をしている、どうやらちょっと特別な区域。体育館の天井の高さがポイントです。学生以外にも、地域の高校などが授業でで使うそうです。これも近くの高校の授業。c0182858_7163880.jpg














ある学部の教官室?には、過去の栄光がずらり!(これは一番上にあるほんの一部です。他の写真は人の顔が大きくて載せられないので)c0182858_721689.jpg


モスクワオリンピックのものがご自慢のようですが、つまり誰か行った学生がいたんでしょうかねえ。






体育大の学生は、オリンピック選手養成学校または住んでる地域の‘スポーツ学校‘の出身です。‘スポーツ学校‘は体育科ではなくて、放課後に通うスポーツ教室のようなもので、地域によってやってる種目もまちまちだそうです。柔道、サッカー、トランポリンなどを持つある地域の学校では。。。c0182858_729517.jpg

この子達みんな4年生ぐらいなのですが、やっぱり首都の体育大とは設備が‘違う!!‘のですよね。天井の低さが。。。。
ここは昔ユダヤ教のシナゴグで、もう何十年もの間改装もせず(=出来ず)スポーツ学校が少しずつ手入れしながら使ってるそうです。確かに、見るから~~に財政難の設備です。国の政策と言うよりも、何故か外国からの援助などが行くべき所に届かないのがこの国の問題だそうです。


一方こちらはルーマニアの普通の高校(公立)の体育館。これも割と最近建ったものだそうで、見た目悪くない?
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中は。。。。日本の体育館と似たような感じです。
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あくまでも一般の学校なので、専門家養成には関係ないのですが、それにしても日本と明らかに違うのは、やっぱり設備ですね。ここの場合は日本のどこの学校にでもある沢山のボールやマットや跳び箱や。。。。がほんの申し訳程度でした。
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by moldavia | 2009-01-19 08:06 | 地理歴史、教育など
現在モルドヴァの公用語は一応ルーマニア語になっていますが、行ってみて‘ここはどこ?!‘と思われた方も多いはずです。おそらく、‘ロシア語が分からなくて困った!!‘方も。。。? 

モルドヴァがソ連だった時代(。。。ってまだ記憶に新しいところですが)、義務教育はロシア系学校(XX町第1普通学校)かモルドヴァ語=ルーマニア系学校(XX町第2普通学校)かを選べたのですが、高等教育=大学や、スポーツや音楽など専門的な教育は基本的にロシア語でした。ルーマニア系学校でのロシア語は勿論必修、だけど、ロシア系学校では必ずしもみんながみんなモルドヴァ語をやったわけではなく、分野によっては専門用語が全部ロシア語。要するにロシア語さえあれば暮らせたのです(ま、ソ連だから当然?)。 
ソ連が崩壊して公用語をモルドヴァ語、しかもラテン文字(つまり、ルーマニア語)に変更しても、社会全体が急に‘じゃ、明日から全てルーマニア語で。。。‘となるのはムリな話です。ルーマニア系の教育を受けていても、今まで使ってなかった新しい文字がいきなり‘公用語‘になるのは簡単な話ではないですよね。しかも、ソ連以前にも100年以上帝政ロシアの支配下だったことがある為に、‘好むか好まざるか‘はともかく近代モルドヴァはロシア語と深く関わってきました。

そんなわけで、モルドヴァでは旅行者向けでない2ヶ国語表記(?)がよく見られます。
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ディナモスタジアム
(キシニョフ)







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ガソリンスタンド


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地方都市の文化センター
左にルーマニア語、右にロシア語の表示があります





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これは最近出来たコーヒーの自動販売機
下はカフェのメニュー
(キシニョフ)

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旅行者向けなら絶対英語なんですがここではRO+RU

さらに官公庁でも
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地方の町役場?
左にルーマニア語、右にロシア語の表示






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パスポートセンター
業務時間も左にルーマニア語、右にロシア語!
ちなみに、ソ連政府発行のパスポートが国内でも身分証明書として使えなくなったのはわりと最近のことです。











最近出来たお店でも、こちら側はラテン文字表記(暗くて分かりませんが、これより上にも何か書いてあります)。これは車の修理とか部品を扱う店です。
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裏側はロシア語表記‘タイヤ交換‘!
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学校の教科書も、今のところまだロシア語学校用とルーマニア語学校用があります。ロシア学校は減ってきているようですが、これも複雑な問題のようです。
例えば小学2年生の音楽は、はデザイン、内容、など98%同じで、使用言語だけ違います。低学年ですから母国語が大きく関わる内容の場合多少違うの部分もあるのですが、それでも‘ほぼ同じ‘です。
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by moldavia | 2008-12-29 01:41 | 地理歴史、教育など